★3『絶望ベイビー』（桜田雛）を読んでみた。

どーも、サケビです。

今回は、

『完結漫画を最後まで読んでみた』のコーナーです。
 

今回紹介する漫画は、本編も面白かったですが、1巻に収録された読切作品もかなり興味深かいモノでしたヨ。

作品はコチラ

『絶望ベイビー』（桜田雛）、全2巻
 
 

ジャンル：少女コミック、恋愛

キーワード：ラブコメ、学園コメディ、学園、幼馴染・同級生、高校生

掲載誌：Cheese!

掲載時期：2014年8月号〜2015年2月号

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《内容》

（※サケビの解釈です）

ネクラ女子が超強引なセレブ男子に恋されてしまい、戸惑い、絶望する話。

《登場人物》

藤咲香澄（ふじさきかすみ）。地味でネクラなJK（女子高生）。サボテンの友達（サボ美）はいるが、人間の友達はゼロ。

石動瀧千（いするぎたきち）。セレブで自己中心的で超強引なDK（男子高生）。石動グループの御曹司。

どれくらい自己中かというと、同級生を「うるせえモブ」と一言で蹴散らすぐらい、自分中心の性格です。

《感想》

読了時間32分（1巻16分、2巻16分）。

なかなか面白いラブコメでした。

何より、表紙の“絶”の字が本作の面白さを物語っている！…と思う。

（あぁ、絶の字が悲しそう…）

ぶっちゃけ、ただの『モテない女子がヒョンな事から王子様と恋に落ちる話』かと思っていたら… その通りでした（笑）

でも、本作の場合、主役の女の子（香澄）がネガティブ過ぎて、ダメ女過ぎて、もうアレなレベル。逆に、オレ様王子・瀧千がレクチャーをしちゃう始末。

おいおい…ってカンジですが、そこから瀧千の優しさが見えてくるのだから、人間何が幸いするかわからない。

そして、ネクラ女子が勇気を振り絞って行動を起こし、成長しようとする。素晴らしい作品じゃないですか！！

最終話（7話）の結婚式の展開は、ヤケクソ過ぎ！大好きな彼女に「マジこけし、マジこけし」は無いだろ〜（爆笑）

第1巻に収載されている読切作品、『嘘と本音と冷たいカメラ』もかなり興味深かった。

彼氏のAV撮影と女の子のキャッチをお手伝いする、眼鏡っ娘のお話。

女の子の勧誘の仕方が非常にプロっぽくて、『この作者、もしや経験者では？』と思ってしまった。

内容もなかなかで、堕落した人間の表情がなんとも言えない味わいがあった。

読切作品もオススメです。

《サケビの評価》

• オレ様度：5＋
• ラブコメ度：4
• カオス：3
• オススメ度：4
• 掘り出しモノ度：3

《補足情報》 

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絶望ベイビー 1 (フラワーコミックス)

絶望ベイビー 2 (フラワーコミックス)

《関連作品》

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