★2『ライアーゲーム』(甲斐谷忍)、16、17、19巻を読んでみた。
(★は【掘出しモノ度】を示してます)
どーも、サケビです。今回は、『漫画を途中巻から読んでみた』のコーナーです。しかも、16、17、19巻(完結)と間を抜かして読んでます。
これには訳があって、この『ライアーゲーム』って作品はコミックの巻数がギリシャ数字で書かれているんだけど、ⅩⅥ、ⅩⅦ、ⅩⅨと書かれていて、あまり深く考えずに「お、そろってるじゃん」って思って、手に取っちゃったんです。で、家に帰ってみてガックシ。 か、肝心の巻が抜けている…
ま、そんな不思議な読み方になってしまった本作ですが、果たして読んでみた感想やいかに!?
作品はコチラ
『ライアーゲーム』(甲斐谷忍)、16、17、19巻(完結)
ジャンル: 青年マンガ、ギャンブル / ヒューマンドラマ / ミステリー・サスペンス / ドラマ化 / 映画化
出版社: 集英社
雑誌: ヤングジャンプコミックスDIGITAL / 週刊ヤングジャンプ
掲載時期:2005年2月17日 〜 2015年1月22日
状況:完結(全19巻)
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《内容》
(※サケビの解釈です)
『ライアーゲーム』という大金が動く頭脳ゲームで、アキヤマ、カンザキさん達が、キャッキャとはしゃいで遊ぶお話。
17巻から最後のゲーム(とその予選)がスタートするので、みんなはとっても残念そう。
《感想》
ゲームの途中から読むもんじゃないね(笑)
面白そうな頭脳バトルが繰り広げられているのに、ゲームのルールやこれまでの流れがわからないので、十分に楽しめない。とてもモドカシイ感じがしました。
とか言われても、状況理解できてないw
途中から読むなら17巻からをオススメします。 ちょうど区切りなので、新しいゲームから読むことができます。
最初の頃は読んでいたので、メインキャラクターのアキヤマ、カンザキは知ってます。
カンザキさんは相変わらずだなぁ〜。
頭脳バトルマンガって、とても難しい。
私の考える頭脳バトルマンガのポイントは以下の3点。
- まず、ゲームに勝つ事について、説得力のある説明をしなくちゃいけない。
- さらに、面白くするためには、読者をダマして裏をかかなくてはいけない。
- そしてそれらが、“出来そうなこと”として見せれなくてはいけない。
詰んでいると思っていた状況から、逆転の発想で活路を見出す。 アキヤマのこういう視点に、アッとさせられる。
最後のゲームが終了。
ライアーゲームの『真の目的』が明かされる。が、それと同時に新たなナゾが生まれる。
そして、一旦の幕引き。
やっぱり、かなり面白かった。
ゲーム自体も面白いけど、 それ以上に『誰をどうやって騙すか?』の駆け引きが面白い。 本作の場合、『勝つためのロジック』よりも、『心理的に優位に立つ』事が勝利への近道となっている。
こういった、頭脳バトル系のマンガって最近多いけど、『ライアーゲーム』はその中でも格段に面白いと思う。
でもやっぱり、トビトビじゃなく、続けて読みたかったな(笑)
《サケビの評価》
- 頭脳バトル:4
- 心理戦:5
- 文字の量:4
- オススメ度:4
- 掘り出しモノ度:2
オススメ漫画です。でも、テレビドラマ化されてるし、有名な作品なので、掘り出しモノ度は低めかな。
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《関連作品》
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