ランウェイで笑って / 猪ノ谷言葉
どーも、サケビです。
今回、紹介するのはコチラ!
『ランウェイで笑って』/猪ノ谷言葉
アニメ化もされた人気作品のようなので、説明不要かもしれませんが、
パリコレモデルを目指しているけど、身長が低い 藤戸千雪と、
デザイン好きだけど、独学でしか学んでこなかった 都村育人が、
ファッションデザイン、ファッションショーの道を進んでいく話、です。
まぁ、よくある高校生がスターダムを目指す話であり、バクマン。とか、BECKとか、ましろのおととか、(アリスと太陽はモロに近い)ジャンルは違えど、似たような系統の作品はいっぱいあります。
そんな中で、私が本作について良いと思えたポイントをいくつか紹介。
1. 目新しいテーマ(少年誌にしては)
女性向けのマンガではファッションデザインを取り扱った作品って多いけど、少年誌(週刊少年マガジン連載)ってのが、目新しい!
新しいテーマの作品というよりは、ターゲットが新しかったのが良かった。
2. 雑学が豊富
個人的に、新しい知識が増えるマンガが好きです。本作の場合、私が詳しくないファッションについて、色々と説明があるので知識が増えます。知識が増えると、次にそのジャンルと触れた時に、視野が広く、多角的な視点で見れるので、面白くなります。歴史を知ってると、お城巡りが楽しくなるカンジ? まぁ、人生が豊かになるって話です。
3. 王道の成長ストーリー
最近、大した苦労もせずに才能だけでスターになる作品が人気なようですが(異世界ファンタジーでチート能力持ちの作品が多いのが象徴的)、本作はしっかりと苦労と挫折と努力と創意工夫を描いています。バクマン。しかりで、王道のストーリーですが、やっぱりそこが楽しい秘訣だとも思います。
4.少年誌らしいサービスカットを、エロ目線無しで楽しめる
本作最大の魅力じゃないかと思う。エロと芸術の関係っていうか、裸を描いても必然があり、正当性があると言うか。受け手がどう感じるかはそれぞれだろうけど、サービスカットが出てきても『イヤラシさ』が無い! 堂々と見れるって事だ!童貞な少年達にはとてもありがたい作品(笑)
あとは、程度の良いコメディ要素と、抜けの良い明るいキャラクター達が魅力かな。最近の作品はこんなんばかりだけどね。
ってことで、個人的には本作はなかなかツボった作品でした。
いやー、マンガって面白い!