★3『ぼっけさん』(西義之)を読んでみた。
どーも、サケビです。
今回は、
『完結漫画を最後まで読んでみた』のコーナーです。
今回のマンガも、週刊少年ジャンプ掲載作品。なので、知名度は高そうなのですが…皆さん、この作品知ってますか?
作品はコチラ
『ぼっけさん』(西義之)、全2巻
ジャンル:少年コミック SF・ファンタジー
キーワード:アクション バトル 幼馴染・同級生 異種族 人情
掲載誌:週刊少年ジャンプ
掲載時期:2009年〜
コチラで試し読みできますヨ!
まんが王国 『ぼっけさん 1巻』 西義之 無料で漫画(コミック)を試し読み[巻]
《内容》
(※サケビの解釈です)
ムヒョロジの西義之先生の妖怪奇譚モノ。主人公のヒノが菩怪(ボッケ)の能力に目覚めて、なんやかんやする話。
《登場人物》
火ノ宮満(ヒノ)。本作の主人公。『眠狐神(ネコガミ)』の菩怪(ボッケ)を宿している。
名前はネコガミだけど、キツネの神なんだね。
尾白白湯(サユ)。ヒノの友達で幼馴染。巨乳JK。知らないオジサン達と賭けをしてお金をダマし取るなど、大胆な性格をしている。
アベルさんと木悶さん。
ビックリ!傘で飛んでます。『飛行傘(ひこうせん)』という道具のようです。
黒兎(こくと)様。カッコイイですが、実は女です。
《感想》
まあまあ面白かった。面白かったけども、今ひとつ何かが足りない感じがした。
というのも、この手のバケモノ能力系って、似たような作品がチラホラあるので、どうしてもそれらとの比較をしてしまう。
例えば、ジャンプSQで連載されていた『あだしもの』は、全体的に似ていると思う。
他にも、少年サンデーの名作『うしおととら』なんかも近い作品だと思うし、なんならジャンプの『NARUTO』もその要素はある。
そんな中、本作で新しく取り入れたフレッシュさは何?
それは、
『菩怪(ぼっけ)』という、新概念!
コレが、菩怪化(眠狐神化)したときのヒノっちです。
菩怪(ぼっけ)とは、名前の通り『菩薩』と『怪異』を組み合わせたようなものです。
菩怪(ぼっけ)が覚醒することで、その人は能力者になり、能力は覚醒する菩怪によって様々のようです。
この『菩怪(ぼっけ)』ですが、実はほとんど『妖怪の能力を宿す系』と同じです。だから名前は新しいですが、そこまでフレッシュ感がないんです…
折角の新概念なのに、残念!
『仏ゾーン』のようにビジュアル的にもぶっ飛んで欲しい、とまでは願いませんが、もう少し何かがあれば良かったのに、と思います。
でも、お話はうまく纏まっていて、面白かったですよ〜。普通に楽しめる作品です。
《サケビの評価》
- 妖怪モノ:3
- 努力・友情・勝利度:2
- フレッシュさ:3
- オススメ度:3
- 掘り出しモノ度:3
《補足情報》
▼ 読んでみようかな?と思ったら、ポチっとお願いします。
▼ 関連性のあるマンガ
西義之先生の作品といえば、ムヒョロジ! いつか、じっくりと読んでみたいです。
ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: 西義之
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/04/04
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
学校×妖怪×ジャンプ(SQですがw) って意味で、こんな作品も近いのでは?
『あだしもの』全4巻。かなり面白かったですよ〜。