★5『星の王子さま』(漫☆画太郎)1巻を読んでみた。
どーも、サケビです。
今回は、
『漫画の最初から途中まで読んでみた』のコーナーです。
といっても、バリバリの連載中作品なので、『新作紹介のコーナー』の方が正しいかも?
作品はコチラ
『星の王子さま』(漫☆画太郎)、1巻〜
ジャンル:少年コミック、ギャグ、コメディ
キーワード:バイオレンス、コメディ、童話、グリム
掲載誌:少年ジャンプ+
掲載時期:2017年9月〜
コチラで試し読みできますヨ!
まんが王国 『星の王子さま』 漫☆画太郎 無料で漫画(コミック)を試し読み[巻]
《内容》
(※サケビの解釈です)
漫画界の鬼才・漫☆画太郎が、サン☆テグジュペリの名作『星の王子様』を独自の解釈で漫画化した作品。 超大枠のプロットは原作通りだが、その中身は原作と似ても似つかないような酷い作品になっている(良い意味で)。また、しっかりとした原作があり、その原作の知名度が高いおかげで、漫☆画太郎作品にしてはとても話についていきやすい。そのためか「漫☆画太郎史上、最高傑作」の呼び声も高い。
現在、WEBマンガサイト『少年ジャンプ+』で連載中だが、連載話の末尾には毎回漫☆画太郎先生からのアツいメッセージが寄せられており、そのメッセージの方が本編よりも盛り上がりを見せているのが特徴。
《登場人物》
パヤオ。本作の主人公。飛行機乗りだが、ある星に不時着したところで、王子と出会い、足をオノでぶった切られるなど、なんやかんやあって、王子と一緒に旅をすることになる。「リーテ・ラトバリタ・ウルス、アリアロス・バル・ネトリース」という呪文を唱えると、絵に描いたものを3D化することができる特技をもつ。ただ、この呪文はジブリの『天空の城 ラピュタ』に登場するセリフそのまんま。
王子。本編中では常に全裸(マフラーを巻いているので、全裸ではないのか?)。かなり気性が荒く、パヤオを何度も殺しかける。軟膏を塗ると怪我を治せるという特技を持っている(死んだ人でも生き返らせれる)。
《感想》
最高です!
漫☆画太郎作品でありながら、ちゃんと話が進む!それだけで衝撃的!!
各キャラクターがぶっ飛び過ぎていて、ツッコミどころ満載。
王子は登場シーンからぶっ飛んでいるし(しかもそのページは直後にコピペされている)、地学者もよーわからんじーさんだし、相変わらずのばばぁは出てくるし(笑)
なので、もう最高としか言いようがない!!
また、ギャグの切れ味もバツグンで、漫☆画太郎先生がノリノリで描いているのがよく伝わってくる。2話目〜3話目の飛行機との融合ネタには声を出して笑ってしまった。軟膏ばばぁの話、この作品でも出てくるのかよ(笑)
意外な展開のつるべ打ちなので、もう、まったくもって意外性がないのだけれど、予想できない展開はやっぱり楽しい。 漫☆画太郎を読んで楽しめる教養があるヒトには、超オススメです!!
《サケビの評価》
- クダラナイ:5
- クレイジー:5
- カオス:5
- オススメ度:5+
- 掘り出しモノ度:5
ま、オススメしておいて何ですが、漫☆画太郎作品なのでその辺ご注意ください。読んで気分を害しても、一切責任は取りません。ノークレーム、ノーリターンでお願いします。
《補足情報》
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▼関連する作品
一応、原作も貼っておきます。私は、後追いで原作を読みましたが、漫☆画太郎先生の印象が強すぎて、こちらの内容が全く頭に入ってこなかった(笑)
- 作者: サン=テグジュペリ,Antoine de Saint‐Exup´ery,河野万里子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/03/01
- メディア: 文庫
- 購入: 24人 クリック: 119回
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漫☆画太郎作品と言えばやっぱりコレでしょう!『珍遊記』! ベースは西遊記だろうから、これも原作があるっちゃぁある。
『コマの使いまわし(コピペ)』や『ばばぁ』など、漫☆画太郎先生のテクニック(?)がふんだんに盛り込まれた傑作。