短編集を読んでみた、のコーナーはじめます。
どーも、サケビです。
今回はマンガ作品の
『短編集を読んでみた』のコーナーをやりたいと思います。
マンガの短編集って、『アイデアの試作品』みたいなカンジで、試験的な内容だったり、意欲的だったり、連載作品の素となるネタが転がっていたりして、とっても興味深いモノが多いと思っています。だから好き!
…と思っていたのですが、中には『短編を得意とする作家さん』ってのもいて、特に女性マンガに多いようなんですね。コレって、短編ばかりを掲載している雑誌が女性向け雑誌に比較的多いからだとは思うのですが。
で、色々な女性作家さんの短編作品集なんかを読んでみたら、まぁ、パターンが同じモノが多いコト(笑)
どれも恋愛モノなので、内容が被ってくるのは仕方ないとは思いますが、それにしてもここまでとはッ!(爆笑)
でも、それが悪いわけではなくて、“お決まりのパターン”だからこそ、安心して楽しめるって要素があると思います。吉本新喜劇のように。だから好まれているのかと推測します。
また、中にはその“お決まりパターン”を色々崩そうとして努力している作家さんにも出会えます。逆手にとったり、どんでん返しがあったり、ヘンテコな作りにしてみたり。コレはパターンが定着しているからこそ成せる技であって、この業界ならではだと思います。そんなのを見つけたときには、嬉しいですね。
とまぁ、短編集について色々書きましたが、1番の魅力はやっぱり、『短編集ってサクッと読めて結構面白い』なのです。
そして、このブログ的には、『掘り出しものに出会える可能性が高そう!』なのです!!!
これから短編集を色々と紹介していきますので、興味をもったら読んでみて下さいね。
↓作者のアイデンティティが詰まった作品集。こんなのが大好きです。
TIME KILLERS 加藤和恵短編集 (ジャンプコミックス)
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