マンガ『掘り出しもの』サーチ

わたくしサケビが『掘り出しもの』漫画を探して紹介するブログです。アフィリエイトもしてますので、ご協力お願いします。

★2『金田一少年の事件簿R』(原作:天樹征丸、漫画:さとうふみや)、10巻を読んでみた

(★は【掘出しモノ度】を示してます)

 

どーも、サケビです。

『漫画を途中巻だけ読んでみた』のコーナーです。
 

といっても、今回の作品は『金田一少年の事件簿』のシリーズで、もちろん超有名ですし、私は前作なんかを読んでいるので、まぁ、「知らないマンガに体当たりしてみて、どうだったか?」みたいなカンジではないです。

 

 

作品はコチラ

金田一少年の事件簿R(リターンズ)』(原作:天樹征丸、漫画:さとうふみや)、10巻
 

金田一少年の事件簿R(10) (週刊少年マガジンコミックス)

 


ジャンル: 少年マンガ、ミステリー・サスペンス / アニメ化 / ドラマ化 / 映画化
出版社: 講談社
雑誌: 週刊少年マガジン
シリーズ: 金田一少年の事件簿シリーズ

発売時期:2016年8月

 

コチラで試し読みできますヨ!

金田一少年の事件簿R 10巻 :無料・試し読みも! 漫画(まんが)・電子書籍のコミックシーモア|コミック 講談社

 

 

《内容》

(※サケビの解釈です)

金田一耕助の孫、金田一一(はじめ)が、幼馴染の美雪と共に様々な事件を解決していく推理漫画。

金田一一は高校生で、オンナ好きでちょっとエロい。美雪は金田一一のことが好きで、嫉妬深い。

 

 

《感想》

読了時間32分。

 

久しぶりに『金田一少年の事件簿』シリーズを読んだけど、 面白かった。

 

まぁ、安定して面白いというか、懐かしくて面白かったというか。とにかく、安心して読めました(ヒト死んでるけどww)

 

このセリフは健在。少し斜め上を見てカッコつけている金田一くんがカワイイ。

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推理マンガとしては『名探偵コナン』と同時期に人気がでた作品なので、よく比較されますけど、私は金田一少年の事件簿』の方が、好きです。「地に足ついたトリック」が多いので(話によりますけど)。

 

10巻に登場したエピソードの、『黒寮ホテル殺人事件』は、なかなかのモノ。推理の展開がしっかりしているし、1つめの事件のトリックもしっかりと考えられている。更に、金田一のスケベ心と美雪の“古女房”のバランスが楽しくて、トータルとして楽しめた。

流石だなぁ〜。

 

あ、推理マンガなので、エピソードの途中から読むのはオススメできませんが、どのエピソードから読んでも楽しめるマンガだと思います。

 

 

《サケビの評価》
  • 推理漫画:4
  • 途中からでも読める:5
  • 安定感:4
  • オススメ度:4
  • 掘り出しモノ度:2

 

オススメ作品ですが、超有名なので、掘り出し物な作品ではないですね。

 

《補足情報》 

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《関連作品》

▼ 『金田一少年の事件簿』。私は雪夜叉のエピソードが好きです。

 金田一少年の事件簿 全27巻完結 (講談社コミックス ) [マーケットプレイスセット]

 

 

 

 

 

 

 

 

★3『亜人ちゃんは語りたい』(ペトス)、第5巻

(★は【掘出しモノ度】を示してます)

 

どーも、サケビです。『漫画を途中巻だけ読んでみた』のコーナーです。
 

今回紹介する作品は、アニメ化した話題作です。果たして、途中の巻だけ読んで楽しめるのか?

 

 

作品はコチラ

亜人ちゃんは語りたい』(ペトス)、5巻

亜人ちゃんは語りたい(5) (ヤンマガKCスペシャル)

 

作家名: ペトス
ジャンル: 青年マンガ、SF・ファンタジー / ギャグ・コメディー / アニメ化
出版社: 講談社
雑誌: ヤングマガジン・サード

 

コチラで試し読みできますヨ!

亜人ちゃんは語りたい 5巻 :無料・試し読みも! 漫画(まんが)・電子書籍のコミックシーモア|コミック 講談社

 

 

 

《内容》

(※サケビの解釈です)

デミ・ヒューマン(亜人)の女の子と、デミ研究をしている先生との日常生活を描いたデミ・ヒューマンドラマ。

亜人には、ヴァンパイア、デュラハン、雪女、サキュバス(あと、座敷童子?)などが登場する。

 

 

《感想》

かなり面白かった。

 

亜人でありながらも女の子なので、女の子(JK、恋する乙女)らしい行動をする。そのギャップが面白くて、なんともカワイイ作品でした。

 

夏の暑い日についてのコメント。この会話だけでも、亜人×女の子 のギャップが楽しめる。

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亜人に関する雑学も学べるのが、個人的には嬉しかった。 デュラハンが馬に乗っているイメージは私にはなかったけど、有名な逸話があれば、そのイメージで固定されてしまい、全てのデュラハンが『馬に乗っているイメージ』になる、というのはよくわかる。

 

 

続きモノではないので、途中からでも楽しめる作品だと思います。私もチャンスがあれば他の巻も読みたいな〜。

 

《サケビの評価》
  • 特殊な日常生活:5
  • JKワールド:3
  • 途中から読める:5
  • オススメ度:4
  • 掘り出しモノ度:3

 

TVアニメ化している人気作なので、掘り出し物ではないかなぁ〜。でも、面白かった。

 

《補足情報》 

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亜人ちゃんは語りたい(5) (ヤンマガKCスペシャル)

亜人ちゃんは語りたい(5) (ヤンマガKCスペシャル)

 

 

 

《関連作品》

亜人つながりで、『亜人』を貼っておきます。私は未読ですが。コレは実写映画化もされていたハズ。

 

亜人(1) (アフタヌーンコミックス)

亜人(1) (アフタヌーンコミックス)

 

 



 

★3『聖闘士星矢 セインティア翔』(漫画:久織ちまき/原作:車田正美 )1〜4巻を読んでみた。

どーも、サケビです。

『漫画の最初から途中まで読んでみた』のコーナーです。
 

今回は、車田正美先生のあの名作聖闘士星矢』のスピンオフ。果たして面白いのでしょうか?

 

作品はコチラ

 『聖闘士星矢 セインティア翔』(漫画:久織ちまき/原作:車田正美)、1〜4巻

 聖闘士星矢セインティア翔 1 (チャンピオンREDコミックス)

 

作家名: 久織ちまき / 車田正美
ジャンル: 青年マンガ、バトル・アクション / SF・ファンタジー / アニメ化
出版社: 秋田書店
雑誌: チャンピオン RED

シリーズ: 聖闘士星矢シリーズ

 

コチラで試し読みできますヨ!

聖闘士星矢セインティア翔 1巻 :無料・試し読みも! 漫画(まんが)・電子書籍のコミックシーモア|コミック 秋田書店

 

 

 

《内容》

(※サケビの解釈です)

聖闘士星矢』のスピンオフ作品。「銀河戦争」開催の前日譚から描かれ、本編と並行して(クロスオーバーしながら)物語が進んでいく。

主人公・翔子が、変なヤツ(邪神エリス)に身体を乗っ取られたお姉ちゃん(響子)を助けるため、『聖闘少女(セインティア)』となり、クロスを身に纏って、ドバーーーンッ!となる話。

 

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《感想》

徐々に面白くなってきた!

まだ、4巻までしか読んでいないのですが、尻上がりに面白くなっていると思います。

正直、1〜2巻の話は「どーでもいい話だなぁ〜」と思いながら読んでいたのですが、3巻でスコーピオンのミロが登場したあたりから、急激に興味が湧いてきました。

 

黄金聖闘士(ゴールドセイント)ミロの登場シーン。くぅ〜、カッコイイ〜💕

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更に、4巻では星矢が登場して、ペガサス流星拳を放ちます。くぉ〜、コッチもカッコえぇ〜💖 アガります!!

 

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まぁ、実はコレって、本作が面白いというよりは、「星矢や黄金聖闘士の魅力に魅了されている」だけなんですけどね。つまり、原作の強い印象があるおかげで楽しめている、というか。

 

でも、人気作品のスピンオフって、原作の楽しさをもう一度体験する事を期待して読むわけで、そういった意味では、本作はちゃんとしたスピンオフになっていると思う。

 

ここからは、オリジナルの楽しさをどれだけ盛り込んでいけるか?が見どころになるでしょうか。チャンスがあれば、続きを読んでみたいと思います。

 

《サケビの評価》
  • スピンオフ作品:4
  • 手に汗握るバトル:3
  • 続きを読みたい:3
  • オススメ度:3
  • 掘り出しモノ度:3

 

 

《補足情報》 

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 聖闘士星矢セインティア翔 1 (チャンピオンREDコミックス)

 

今のところ、11巻まで出てるようです。

 

《関連作品》

▼ 調べてみたら、聖闘士星矢シリーズをって、色々あるんですね。知らなかった。

 

まずは、車田正美先生の原作聖闘士星矢

 聖闘士星矢 文庫 全15巻 完結セット (集英社文庫―コミック版)

聖闘士星矢 文庫 全15巻 完結セット (集英社文庫―コミック版)


同じく、車田正美先生の聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話

 

 

続いて、手代木史織先生の聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話その外伝

 聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 全25巻完結セット (少年チャンピオン・コミックス)


 

更に、岡田芽武先生の聖闘士星矢EPISODE.G『EPISODE.G0』と、『EPISODE.G アサシン』

 聖闘士星矢 EPISODE・G コミック 全20巻完結セット (チャンピオンREDコミックス)


 

 

最近、テレビアニメもしていたし、今でも世界が広がっている作品なんですね。

 

★4『田辺イエロウ短編集 フェイク!』(田辺イエロウ)を読んでみた

どーも、サケビです。

今回は、『短編集を読んでみた』です。
 

読んだのは『結界師』や『バードメン』の田辺イエロウ先生の短編集。デビュー前後の読み切り作品が多く、興味深い情報が色々と書いてありましたヨ。

 

 

作品はコチラ

田辺イエロウの短編集 フェイク!』(田辺イエロウ)、全1巻

田辺イエロウ短編集 フェイク! (少年サンデーコミックス)

 

作家名: 田辺イエロウ

ジャンル: 少年マンガSF・ファンタジー

出版社: 小学館

雑誌: 少年サンデー

 

コチラで試し読みできます!

田辺イエロウ短編集 フェイク! 1巻 :無料・試し読みも! 漫画(まんが)・電子書籍のコミックシーモア|コミック 小学館

 

 

《内容と感想》

面白かった!

そして、 とても興味深かった。

各作品に田辺イエロウ先生のコメントが掲載されており、「どういう考えで作ったのか?」や「どういう意図があるのか?」を教えてもらえるようになっている。

おかげで、読み手のスキルも向上し、よりマンガを楽しんで読めるようになる。

いや〜、田辺イエロウ先生ありがとう!

 

 

●デビュー作「LOST PRINCESS」

特殊能力を持った人が、少女を助ける話。

当時はミリペンを使っていたらしく、線がモッサリした感じです。

キャラのノリはよく、『結界師』っぽさがあります。面白かった。

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●読切版「結界師

結界師』のプロトタイプ読切作品。良守が高校生だったり、性格が暗めだったりと、連載版と比較して色々と違います。

読切で見えてきた問題点を改善して、連載に挑んだんでしょうね〜。そういう、 努力の断片が垣間見れる良い作品 だと思います。

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●「フェイク」

特殊能力を持った絵画泥棒の話。芸術作品の贋作を取り扱った作品らしい内容で面白かった。

作者コメントで、「変な美術品と一緒くたにして、カネモリ氏の美意識の無さを表している」と言っていた。ナルホドね。そういったポイントも気にしてみれば、より深みがでますね〜。

 

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●「闇の中」

ある街にやってきた冒険者2人が、いつのまにか取り返しのつかない事態に巻き込まれる、というお話。

作者コメントで、『やり過ぎているくらいがイイ』、『キャラを作る能力が漫画家として武器になる』など、「面白い」と思える理由みたいなモノに気づかせてくれる。

 

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●描き下ろし「オマケまんが」

『ギャップは想像で埋めろ』は、マンガ読むのに必須なスキルだよね(笑)

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《サケビの評価》
  • 短編集:4
  • 作者コメント:5
  • 読み手のスキルアップ:4
  • オススメ度:4
  • 掘り出しモノ度:4

 

《補足情報》 

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田辺イエロウ短編集 フェイク! (少年サンデーコミックス)

田辺イエロウ短編集 フェイク! (少年サンデーコミックス)

 

 

《関連作品》

田辺イエロウ先生の代表作『結界師』。超オススメです!

結界師 コミック 全35巻 完結セット (少年サンデーコミックス)

結界師 コミック 全35巻 完結セット (少年サンデーコミックス)

 

『バードメン』も面白いですよ。

★2『学糾法廷』(原作:榎伸晃/漫画:小畑健)を読んでみた。

どーも、サケビです。

今回は、『完結漫画を最後まで読んでみた』のコーナーです。

 

作品はコチラ

『学糾法廷』(原作:榎伸晃/漫画:小畑健)、全3巻
 
 学糾法廷 1 (ジャンプコミックス)

 


ジャンル: 少年マンガ、バトル・アクション / 学園 / 社会派

出版社: 集英社

雑誌: ジャンプコミックスDIGITAL / 週刊少年ジャンプ

発売時期:2015年5月〜8月

 

コチラで試し読みできますヨ!

学糾法廷 1巻 :無料・試し読みも! 漫画(まんが)・電子書籍のコミックシーモア|コミック 集英社

 

 

《内容》

(※サケビの解釈です)

小学校内で何か問題が発生したら、裁判で解決するという、小学生にはサッパリ理解出来ないような設定の推理マンガ。

 

《登場人物》

本作の主人公、犬神アバク。小学6年生。趣味は論破(笑)。

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七星てんと。髪型がナナホシテントウ風です。

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判事、判月パイン。美少女検事セーラーパインに変身する。プリキュアが好きって言ってるのに…。後、名前がパインなら、『キュアパイン』好きで良いのでは?(原作者のコメントにも、「後で知った」って書いてありましたw)

 

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裁判官、温水洋一。ある有名人を彷彿とさせる名前と顔のキャラクター。裁判官をしているけど、幼稚園児らしい。

 

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《感想》

このマンガ、内容はボチボチですが、コミックスに書かれている原作者・榎伸晃のコメントが色々と面白かった。

 

  • 読み切りを投稿した際、マンガの内容は評価して貰えたが、「画力がちょっと…」と言われ、落ち込んでいたところ、小畑健が作画担当で連載する事になりビビった話。
  • ネームがなかなか上手くいかない、という苦労話。

などなど。

 

各キャラクターの設定が細かく、とても愛情に溢れているカンジが伝わってくる。

やっぱり、自分で作画もやりたいんだろうなぁ〜、という感じも伝わってきて、読んでいてちょっと可哀想というか、不憫にも思えてきた。

 

3巻の最後には、原作者の読み切り版も載っています。画力は、そりゃあ小畑健先生と比べたら、比較になりませんが、それでも楽しく読めるレベルだと思います。

 

次は、自分の作画で連載もって貰いたいなぁ。

 

《サケビの評価》
  • イデア:4
  • 原作者コメント:5+
  • 面白さ:3
  • オススメ度:4
  • 掘り出しモノ度:2

 

そこそこオススメな作品ですが、週刊少年ジャンプ連載なので、掘り出し物としては低めの評価にしています。

 

《補足情報》 

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学糾法廷 1 (ジャンプコミックス)

学糾法廷 1 (ジャンプコミックス)

 

 

 

学糾法廷 3 (ジャンプコミックス)

学糾法廷 3 (ジャンプコミックス)

 

 

 

学糾法廷 2 (ジャンプコミックス)

学糾法廷 2 (ジャンプコミックス)

 

 

 

《関連作品》
小畑健先生の代表作『バクマン。』。この中に登場する推理漫画が具現化したのが、『学糾法廷』じゃないのか?と噂されていました。

 

バクマン。 コミック 全20巻完結セット (ジャンプコミックス)

バクマン。 コミック 全20巻完結セット (ジャンプコミックス)

 

 

 

 

★1『サンブンノイチ』(原作:木下半太 / 漫画:前田治郎 / 協力:品川ヒロシ)を読んでみた。

どーも、サケビです。

今回は、『漫画の最初から途中まで読んでみた』のコーナーです。
 

今回読んだ作品は、全2巻で完結の漫画の1巻目のみです。1巻目だけ読んでみて、私は続きが読みたくなったのか? 2巻で完結だから読めばいいのに、続きを読まないのか? そのへん、ご注目下さい(笑)

 

 

『サンブンノイチ』(原作:木下半太 / 漫画:前田治郎 / 協力:品川ヒロシ)、1巻
 サンブンノイチ(1) (カドカワデジタルコミックス)
 

 


ジャンル: 青年マンガ、ミステリー・サスペンス / コミカライズ(小説・ゲーム) / 映画化

出版社: KADOKAWA / 角川書店

雑誌: カドカワデジタルコミックス

発売時期:2014年3月

 

コチラで試し読みできますヨ!

サンブンノイチ 1巻 :無料・試し読みも! 漫画(まんが)・電子書籍のコミックシーモア|コミック KADOKAWA / 角川書店

 

 

《内容》

(※サケビの解釈です)

銀行強盗をした3人が、盗んだお金の配分をめぐって、色々な駆け引きをする話。

本作『サンブンノイチ』は、木下半太の小説が原作。また、品川ヒロシの監督で2014年に映画化された。

作画は前田治郎先生で、『HERO アカギの意思を継ぐ男』を近代麻雀で連載している。HEROは福本伸行先生の『アカギ』や『天』のスピンオフ(続編)に該当する作品で、絵柄もなんとなく福本伸行先生の絵に似せている

 

因みに、私は原作も映画版も見ていません。

 

《感想》

読了時間17分(1巻目のみ)

 

イマイチ。

どこがイマイチかというと作品の構成。

 

  1. 銀行強盗をした3人が取り分について話を始める。
  2. 過去回想。バックグラウンドが徐々に明かされる
  3. (現在)。2.過去回想を受けての展開。
  4. 2.過去と3.現在の繰り返し。

  

映画『キサラギ』風の構成というか。ある出来事について、後から「実は〇〇でした〜」と説明をしていくタイプの展開になっている。これが、あまりにも頻度が多い、というか、全体がこの後出し展開で作られているため、見ていて「後から理由のこじつけや、設定追加していくなら、もう何でもありなんじゃない?」っていう気になってくる。

 

ー銀行強盗〇日前ー という説明があって、バックグラウンド説明が始まる。

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こういったサスペンス作品は、『実は〇〇でした〜』というどんでん返し展開が良くある。それ自体は悪くないし、上手く使えば効果的なんだけど、それを多用するあまり、『何でもあり』に思えると、一気にサスペンス性が無くなってしまい面白くなくなる。本作がまさに、『何でもあり』に思える状態になっていると思う。

うーん、残念。

 

漫画の絵は福本伸行先生のアカギ風。というのも、元々福本伸行先生のアシスタントをしていたらしく、影響を強く受けているためだと思う。

結構似ており、これぐらい似ているなら『ざわざわ…』を描いていないのが逆に不自然なぐらい(笑)

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続きは…買ってまでは読まないかな。無料で読めるなら読んでみようかな?ぐらいなカンジです。

 

《サケビの評価》
  • ドキドキ:3
  • 意外性:5
  • 続きが読みたい:3
  • オススメ度:2
  • 掘り出しモノ度:1

 

《補足情報》 

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 サンブンノイチ(1) (カドカワデジタルコミックス)

 

 ▼私は読んでいませんが、2巻(完結)も貼っておきますね

 

《関連作品》

▼原作小説

 

サンブンノイチ (角川文庫)

サンブンノイチ (角川文庫)

 

 

 

品川ヒロシの映画版

 サンブンノイチ【DVDスタンダード・エディション】

 

前田治郎先生の『HERO アカギの意思を継ぐ男』

 

HERO アカギの遺志を継ぐ男 1

HERO アカギの遺志を継ぐ男 1

 

 

 

▼サンブンノイチシリーズらしいので、おまけで貼っておきますね。

 

 

★3『トニーたけざきのエヴァンゲリオン』(トニーたけざき)を読んでみた。

どーも、サケビです。

今回は、『ショート漫画』のコーナーです。
 

紹介する作品は『パロディ系ギャグ漫画』で、1話完結の超短編がたくさん入ったような作品なのですが、こういう“4コマ漫画や〇ページ漫画”みたいな、短い話(ショート)がたくさん入った漫画を『ショート漫画』として、紹介していけたらと思います。

 

 

作品はコチラ

トニーたけざきエヴァンゲリオン』(トニーたけざき)、全1巻


 トニーたけざきのエヴァンゲリオン (角川コミックス・エース 113-4)


ジャンル: 少年マンガ、SF・ファンタジー
出版社: KADOKAWA / 角川書店
雑誌: 角川コミックス・エース

発売時期:2011年9月

 

コチラで試し読みできますヨ!

トニーたけざきのエヴァンゲリオン 1巻 :無料・試し読みも! 漫画(まんが)・電子書籍のコミックシーモア|コミック KADOKAWA / 角川書店

 

 

《内容》

(※サケビの解釈です)

アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のパロディギャグ漫画。ミサトさんの次回予告をパロディにした作品や、シンジくんの思春期を逆手に取った作品などがある。基本的に『中学生レベルの下ネタとギャグ』で構成されており、“おっぱい”ネタが多い。

 

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《感想》

かなり面白かった!

まず、トニーたけざき先生の作品が好き。『ガンダム』のパロディ漫画もそうだったけど、原作に似せた絵のタッチで、原作のような雰囲気のまま、下らないセリフを言わせるという、『雰囲気と内容のギャップ』が大きいところが面白い。言い換えれば、『真面目な顔してバカな台詞を言う』のが面白い。

 

「全裸 コンビニ強盗か?」って、どんなシチュエーションだよッ⁉︎

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また、『ガンダム』だったり『エヴァンゲリオン』だったり、大好きな作品でよく知っている内容をパロディにしてくれるので、私にはどストライクです。

 

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冬月さんとか、冗談言わなそうなのに全裸で闊歩していたり、名シーンが台無しになるようなギャグがあったり、もうツボすぎる!!

シンジくんの中二病のこじらせ方は異常なレベルでカワイイし。

 

続編が出ないかなぁ〜?

 

 

《サケビの評価》
  • パロディ:4
  • 下ネタ:5
  • カオス:3
  • オススメ度:5(※原作好きな人限定)
  • 掘り出しモノ度:3

 

NERV(ネルフ)のマークがTONY(トニー)になっている。安定のトニタケ・クオリティ。

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《補足情報》 

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 トニーたけざきのエヴァンゲリオン (角川コミックス・エース 113-4)

 

トニーたけざきのエヴァンゲリオン (角川コミックス・エース 113-4)

 

 

 

 

《関連作品》

トニーたけざき先生といえば、『トニーたけざきガンダム漫画』。矢立肇を真似た画風でギャグ漫画なので、結構衝撃的でした。