デーモン・チューン(DEMON TUNE)/小玉有起
どーも、サケビです。
今回紹介するのは、小玉有起さんの『デーモンチューン』という作品。
これ、かなり面白かった。
全4巻で、読みやすい長さ。
内容は盛りだくさんで情報量多め。
設定がかなり細かく作り込まれており、とても世界観の広い作品です。劇中はウイザードシティという街の中だけですが。
まず、第一話目のアクションシーンがカッコイイ!
主人公の小雪丸(忍者)がギャングの拘束から逃れようとするシーン。
流れるような動きとコマ割りの妙で、ムッチャカッコ良いシーンになってます。
続いて、ギャングが雇った拷問屋を仕留めるシーン。
ドン、ズシャ、っていう、動きが伝わってくる。
それに妖精フランの「ニンジャ、超ヤベェじゃん…」というセリフが重なって、凄まじい名シーンになってます!!
カッコイイ〜( ´艸`)
あと、他のキャラクター達もとてもキャラが立っていて素晴らしいです。お父さんの雪丸や、ボスのゼス、敵のブギーマンなんかは無茶苦茶カッコいいし、シンカの飄々としたキャラは愛らしいし。
でも、そんな中で個人的に好きなのは、アレックス(アレクシス=レイン)。
2巻の表紙になっている女の子です。
MBIっていう魔法捜査局に協力している賞金稼ぎって設定なんだけど、クールな性格と時折見せる優しい行動にギャップがあって、めっちゃ萌えます(●´ω`●)
2巻のインデックスに描かれたアレックスなんかは、最高です!!
カッコイイし、カワイイし、スタイルイイし!
サイコー(σ≧∀≦)σ☆
あと、悪魔調律(デーモンチューン)という設定が面白い。
自分を魔改造しちゃうわけだけど、やり過ぎると悪魔に心まで乗っ取られてしまう。
で、どうしようもなくなったキースちゃん。
最高な登場シーンです。この辺、鋼の錬金術っぽさがあります。
そっからのバトルシーンは、それぞれの能力を駆使した戦いになっており、シビレます。
わかりやすく言えば、HUNTER×HUNTERのバトルシーンっぽい。
アレックス、危ない!!
みたいな感じです。
面白いし、知的だし、カッコいいしで、なかなかの良作でした。
オススメですので、是非、買って読んでみてね。