★2『探偵の探偵』(原作:松岡圭祐/作画:清原紘)2巻を読んでみた。
どーも、サケビです。
『漫画を途中巻だけ読んでみた』のコーナーです。
今回途中から読んだ作品は、『推理モノ』でしかも『全2巻の作品の2巻だけを読んでみた』という状況です。推理モノを途中から読むとか、かなりダメな読み方ですが、はたして楽しめたのでしょうか?
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『探偵の探偵』(原作:松岡圭祐/作画:清原紘)、2巻(完)
ジャンル:青年コミック、サスペンス・ミステリー
キーワード:刑事・探偵、ミステリー、ビジネス、ドラマ化、犯罪、メディア化
掲載誌:週刊ヤングマガジン
販売時期:2017年9月〜
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《内容》
(※サケビの解釈です)
探偵を相手する探偵の話。原作は松岡圭祐の小説で、2015年にテレビドラマ化もされた(主演:北川景子)。
《感想》
絵がムチャクチャ綺麗だけど、中身はイマイチ!
読了時間 24分(2巻のみ)
私は原作小説もテレビドラマもまったく見たことがありません。なので、とてもフラット状態での感想です。
まず、途中から読んでみた点ですが、やっぱり推理モノは途中から読むのはあまり良くないですね。事件の概要やら、何をどうしようとしているかがよくわからないままお話が進んでいくので、終盤まで何をしているのかよくわかりません。
また、犯人が明確になっても「え?コイツが?意外だなぁ〜」って事にならない。なぜなら前の巻を読んでないから犯人の事を知らないので(笑)
絵がとってもキレイです。綺麗な女性キャラを見ているだけで結構楽しめます。
でも、絵がキレイ過ぎるのが逆に仇なのかもしれません。何故なら、キレイなせいで逆に表情からの情報が伝わりにくくなっている、気がします(表情は豊かなんですけどね。なんだろう、この伝わってこないカンジは?私の読む力が足りないのかな?)。
漫画では、デフォルメして少しオーバーなリアクションをさせるぐらいで丁度良い。
本作の場合、ポーカーフェイスであることも必要なようなので、表情の豊かさがないのは意図的なのだと思いますが…。
あ、でも、絵がキレイ過ぎることで、ちょっとホラー的になっているのはとても良かった。
もう、表紙の紗崎さんの顔が怖い。特に目のあたりが…
肝心の内容ですが、後半にトントンと話が進んでいき、危険な状態に晒されていきますが…
探偵・推理要素が弱い。ってか、見せ方が上手くないのでは?
もし、犯人側のウソに気づいていたとしても、犯人に捕まってしまったのでは知ってても意味がない、と思う。
《サケビの評価》
- 絵の美しさ:5
- 推理度:2
- 途中から読める:2
- オススメ度:3
- 掘り出しモノ度:2
ちゃんと1巻から読めば、面白いんだと思いますよ。1巻から読むのをオススメします。
《補足情報》
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《関連作品》
松岡圭祐先生の原作小説。
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