★3『おふろどうぞ』(渡辺ペコ)を読んでみた
どうも、サケビです。
今回は、
『短編集を読んでみた』のコーナーをします。
読んだ作品はコチラ。
『おふろどうぞ』(渡辺ペコ)
ジャンル:青春
雑誌:f
出版社:太田出版
心も体も裸になれば、ちがう明日が見えてくる――渡辺ペコが紡ぐ湯けむりオムニバス、全7編。豪華描きおろし78Pを加えた、心に染み入る珠玉の作品集。
《目次》
第1話 不倫未満温泉未満
第2話 泡姫
第3話 効力絶大温泉紀行
第4話 姉妹風呂
第5話 連れ込み風呂(前編)
第6話 連れ込み風呂(後編)
第7話 サボリ風呂
あとがき
《内容》
紹介文にもあるように、お風呂にまつわるエピソードの短編集です。この場合、短編作品をシリーズで連載していたようなので、オムニバス作品と言った方が正しいのかもしれません。
お風呂にまつわるエピソードといっても、その内容は様々。恋の始まりの話、不倫の話、安らぎの空間の話、思い出の話。お風呂という空間を介して、ヒトの内心が描かれています。
《評判》
この作品、「このマンガがすごい!WEB」で2017年ランキング1位になったらしく、とても人気のようです。
【インタビュー】渡辺ペコ『おふろどうぞ』&『1122』 漫画家としての原点は、吉祥寺の○○○でのバイト……!! | このマンガがすごい!WEB
なので、私がとやかく評するまでもなく、良い作品です。是非読んでみてください。
《感想》
とても素晴らしい作品だと思います。
テーマ的に深いものや、あっと驚くようなどんでん返しがあるものなど、色々な仕掛けがあって、読んでいて全く飽きません。
寧ろ、グイグイ引き込まれていきます。
テーマはお風呂ですが、エロさはあまり無いです。どちらかと言えば、お風呂は『裸になって内心をさらけ出す』ためのキーエッセンス。
それがうまく機能していて、とても良い纏りになっています。
個人的に一番好きなのは、姉妹風呂。
気を抜いて読んでいたので、このエピソードにはマジで驚かされました。
《サケビの評価》
- エロ度:2
- 心に染みる:5
- 読後感:4
- オススメ度:5
- 掘り出しもの度:3
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渡辺ペコの作品では、『東京膜』もオススメです。
よくわからないけど、“膜”っていうタイトルがエロい(笑)
渡辺ペコさんのインタビュー記事
講談社「モーニング・ツー」にて「にこたま」大田出版「f」にて「おふろどうぞ」を連載中の渡辺ペコさん|漫画情報満載!マンガナビ